雨の観音様に世界平和を祈る?の巻き
2007年6月12日(火)
先日の群馬(前橋)の市民広場でコンサートの後
帰りの新幹線まで時間があったので高崎の観音様を拝観に行ってきました。
めぐみが赤ちゃんの頃何度か行きましたが、もう20年近くご無沙汰でした。
仕事で高崎に行くことはあっても山の上の姿を遠くから見るだけでした。
巨大な観音様像の前に立った時何だか不思議な気持になりました。
この20年僕の周りにはいろんな事がありましたがその間も
じっと変わらず像はこうして立っていたんだなぁ・・・・。
ましてこの日は像の周りには観光客が一人もいなかったし・・・。
(けっこうな大雨で参道のお店も全滅閉店状態)
観音様一人占め(もったいないことじゃ〜・・・・笑)
人間ってあまりに大きなものの前に立つと(ある種)畏れ多い的な気持ちになるもんだよね。
自分の周りのお願い事なんて実にセコイ!!小さすぎって気持になりましたもん。
(思わず?)世界の平和とシアワセを祈ってきました〜。
”あんたが世界平和祈ったところで、正直、世界はどうなのよ”って言われりゃそりゃまそれまでだが、まあ、そんな気持になりますっての。
ああいった設定の場合は。(笑)
だって降りしきる雨の中、巨大な観音像の前にただ一人ですぞ〜。
例えば”ウソをついて誰にも判らなかったとしても観音様像はちゃんと知ってる”って感じですかね。
(「この例え、なんか変じゃね」←北関東ふう若い人系話し方でどうぞ)
帰り高崎駅を出発した新幹線から、観音様が山の上で霧に霞んで白くぼんやりと佇んでいるのが見えました。
さっきまであの像の下に僕がいたなんて幻のような気分でした。