お金がないってやっぱ不便ではあるな・・・・の巻き

お金がないってやっぱ不便ではあるな・・・・の巻き

2008年4月13日(日)

前回、自分の古い雑記ノートで喫茶店のコーヒーの話しを書いたが
(新宿の喫茶店コーヒー代が高くて飲まなかったことね)
みなさんから沢山メールとかいただきました。
えへへ、励まし的な、おさむさん可哀想だった的な・・・。
あの〜・・それ(メール)嬉しかったんですけどぉ〜・・・あれは貧乏ネタじゃなくって、
ただのおバカ青春の一日スケッチですから。ガハハ。

しかし、そうは言ってもだねぇ・・・・その後しばらくしてのことだった。
アマチュアフォークコンテストがあったんだよね。
(今で言う、公開オーディションだね・・。当時結構盛んだった。)
新宿伊勢丹の屋上だったと思う。あれ三越か。どっちだったかな。
ま、いっか。たしかデパート主催だったと思う。
東京で初めてそういうコンテストにソロで出た時のお話しさ。
出番前に用心にギターの弦を新しいのに替えました。
残念だけど1弦2弦のみね。とある事情で。(笑)
前日に1弦と2弦しか買ってなかったのよ。
(お金がないからセットじゃなく、バラで弦を買ってた。ギターの弦は6本だね。うふふ)
そしたら、なんと演奏中(曲の真ん中あたりだったからもう中断できない)に3弦が切れた・・。
ドヒャ〜〜〜。マジありえねぇ。
ギターを弾く人ならおわかりかと思うが、3弦が切れたギターは
かなり厳しい。(どの弦でも演奏中に切れたら嫌だけど3弦は特に嫌だね。ま、チューニングさえなんとかなってたら弦を切っても演奏はいちおうラストまで続行できるけど。しかしまあ、普通、フォークの3弦はめったには切れんのよ。)
演奏中に弦を切るなんて光景は、今時のコンサートではめったに見ないけれど
当時はよくありました。でも切れるのはだいたいが1弦か2弦ですけどね。
当時替えのギターを用意して舞台に持ってきてるやつなんてプロ以外
ありえね時代だったしな。
(憧れだったなぁ。1〜2曲やってはギターを次々取り替えてく手法。)

ま、そんなわけで、弦を切っても演奏することに慣れてた僕は、3弦を切っても平気な顔をして演奏を続行し歌い通した事を審査員は誉めてくれました。そう言えばその時ゲスト審査員の中には小室等さんがいたと思う。
(確かおかあさんといっしょの月歌作品あったよね〜。ご縁だニャ〜)
でもその時ね、弦を切って歌いながら、もし3弦まで買っておいたら(買えてたら)
もっと余裕を持って歌えたのに・・・お金がないってやっぱり不便な事なのだなぁ・・と思ったのでした。(笑)
だけどね、お金がないならないなりに、もし弦を切ったときは、コードの独自フォーメーションでギターを弾く方法を発見できたんだし、と、プラスにも考えるんだよね。

あ、コンテストの結果ですか?
やっぱり入賞はできませんでした。
でもそのコンテストではいろんな人と知り合いになりました。
その何人かと組んで坂田君、いよいよプロバンドデビューしていくのでした。
続く・・・な〜んてな。
あ〜なんか〜青春物語してるじゃねえか。(笑)
ではまた。

写真:
この弦が今愛用のダダーリオの弦です。
いまは2〜30個まとめ買いだぜ!ガハハ。
当時買えなかったもんだから、買うわ買うわ。リベンジだああ。
セコっ!(笑)

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